ヘソの呟き、聞いたことあるかい?🤗
ツ 続
生命エネルギーは身体の中心である臍
に向かって渦を巻きながら集まります。
この動きは、生命の根源に回帰する
過程を象徴しており小さく形を持つ
ものと持たないものの区別を超えて、
エネルギーが凝縮されている様子を
示しています。
臍に向かう生命エネルギーは、渦を
巻きながら一つにまとまる動きを繰
り返します。
ネ 根
人体の各部位は、それぞれ独自の役割を
果たし、生命エネルギーの循環を支える
重要な要素となっています。
1)頭部
天窓(てんそう)と呼ばれ、天の魂と結びつき、
生命エネルギーを受け取る場所です。頭部は
宇宙と繋がり、外界からの氣を内側に取り込む
役割を担います。
2)胸部
ここでは氣が渦を巻くように動き、生命力の基盤と
なる円滑的な動きを生み出します。胸部は氣の循環
を中心に全身に影響を与え、調和の中心点となります。
3)腹部
腹部は生命活動の持続性を担い、循環のリズムを
支える重要な場所です。
4)臍部
一心の在る所とされ、全ての生命力の根源となる中心点
です。臍は生命の中心であり、天地のエネルギーが一つに
結びつき、生命の力を統一する場として機能します。
この生命力の働きは「情熱」や「対応力」として現れ、
人間の生命活動そのものを支える力となります。
5)手足
右手と右足:軽やかに動く水氣の性質を持ち、
流動性を象徴します。
左手と左足:重く動きにくい火垂の性質を持ち、
安定性と地に根付く力を象徴します。
これら五つの要素が調和することで、人体全体における
完全な生命エネルギーの循環が成立します。
ただし、生命エネルギーの巡りが整っている状態で
あっても他の人々との関わりや交流がない段階では、
その生命エネルギーは発揮されることはありません。
この状態は、生命エネルギーが内側に安定して留まり、
静かに整えられているだけの状態といえます。しかし、
この「内にしっかりと整えられたエネルギー」こそが、
生命の本質的な力そのものであり、すべての生命活動の
根源を成しています。
このブログは、さえぐさ誠先生のFacebook投稿から記事を転載してアップしています。