二人の隠れ神道家
弘法大師は(秘密曼荼羅)十住心論を書かれた!
一見すると、仏道を十に分け、真言密教を
一番にして、自分の宗教の自慢話に聞こえる!
仏教界にこれと同じく順位を付けた人がいる!
日蓮聖人である。彼の著、撰時抄(センジショウ)
では、もちろん、法華経が一番で、真言密教など
念仏、禅の災いとは比較にならないほどの大邪見
の宗派であるとまで言い切っている!
空海、日蓮は古来より、古神道では隠れ神道家として
有名な二人だが、一見すると自分勝手な二人に見える。
だが、二人に共通しているのは時代の危機感である。
日蓮聖人の時期は元寇!弘法大師の時期は白村江の
戦いで外地で敗れ、外寇の危機から言霊の保持の為、
古事記が完成したのが712年。一見、華やかに見える
平安時代の8世紀9世紀の内的動乱期を生きたのが
弘法大師であり、
二人に共通するのが激しいまでの時代の危機感と
強い強い正義感であった🤗!
そのような二人だからこそ、激しい峻別を加え、
厳格な差別(けじめ)を求めたのではないだろうか!
私にはそれが強く強く感じられる🤗
そして、その両者の唱えた思想の根幹こそが
外来の思想ではなく古代日本から続く八幡神
に象徴される日本深層思想カタカムナである
というのも実に面白い巡り合わせと言えるの
である🤗!
このブログは、さえぐさ誠先生のFacebook投稿から記事を転載してアップしています。